日本の愛犬家の皆様、はじめまして。Dr,Shingoです。
これから、ドッグプロ・ナビで、"Dr,Shingoのワン!ポイントアドバイス"を担当させていただきます。よろしくお願いします。
私は現在、アメリカニューヨーク州のマンハッタン島にある、Humane Society of New Yorkという動物保護施設が併設された病院で獣医師として勤務しています。アメリカと日本の動物医療の違いや獣医師の考え方の違い、愛犬に役立つ健康アドバイスなど、情報満載で連載していきますの楽しみにしていてください。
初回は、「伝染病、寄生虫の予防と夏場の健康管理」について、数回に分けて書いていきます。これから日本では、梅雨そして湿気の多い夏場に向かって、愛犬の健康に影響を及ぼす可能性のある病気が蔓延する時期でもあります。飼い主さん一人ひとりが、意識を高めて愛犬の健康管理にあたってもらえればと思っています。
近年、人医学に続き獣医学においても予防医学の重要性が人々に認められ、社会に浸透しています。獣医療における予防はその動物のためだけではなく、人に病気を移さないためのバリアとして非常に重要なことです。
小動物医療においては、予防接種などの啓蒙活動が行われていますが、全体的にみてみると、この概念の浸透は未だ不十分に思われます。その反面多くの予防薬が開発、そして動物病院において処方され、飼い主の方々は獣医師の指示に従っているだけと言っても過言では無いかもしれません。国、地域、そして季節によって予防は変わってきます。何のための予防かを知ることにより、必要な予防が見えてき、また予防の必要性をあらためて理解できるものだと思います。
その2へ続く。
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